社会主義の国、日本と民主主義の国、中国
2010/04/03 7:15
中国は、社会主義の国である。
社会主義とは、平等な社会を実現しようとする思想だ。
にもかかわらず、現在中国では、大変な貧富の差ができている。
■中国は人口が13億人と言われているが、これは戸籍をもっている人口で実際には戸籍をもっていない国民としてカウントされない人がさらに1億人いると言われている。
13億人の内、富裕層と言われる金持ちは、人口の約1割。
この1割、つまり日本の人口に匹敵する富裕層は、ほぼ日本人と同じ所得かそれ以上の所得がある。
しかも中国は物価が安いので、相対的に日本人より金持ちとなる。

■中国人一般庶民の多くは、日本人の5分の1、6分の1に満たない所得。
一人当たりGDPだと12分の1だ。
※2009年一人当たり名目GDP:中国3,259USドル、日本38,457 USドル
餃子事件の犯人として逮捕された労働者の月給は1万円。年収12万円。
しかも、日本のように国民全員が加入できる健康保険制度があるわけでもなく、年金制度があるわけでもない。
まして最低賃金で守られているわけでもない。
■かたや日本は、金持ちといわれる層はほんの一握りで、ほとんどが中産階級。
社長と社員との給与差は先進国の中では一番無い。
しかも、国民全員が健康保険でまもられ、高齢者になったら全員(加入期間の前提がある)が年金をもらえる。
失業手当もあり、生活できなくなったら生活保障まで国、自治体が面倒をみてくれる。
■このような状況に国民は皆平等という制度は、中国人からみると非常にうらやましく、「まさに日本こそ社会主義の国だ」とある中国人に言われた。
社会主義とは、人民全員が平等というのが大前提ではなかっただろうか?
今の中国は不動産バブルで5000万円、6000万円のマンションがざらにある。
しかし、これらの高額マンションを購入できるのは人口の1割にもみたない富裕層。
9割の国民はひもじい生活をし、その貧困から脱出できないでいる。
こんな現状では、やはりまだ発展途上国と言わざるをえないかもしれない。
■しかし、現在の中国には躍進力がある。
まずしい国民も「いまにみていろ」という向上心を持っている。
その結果が現在のめざましい発展につながっているのだろう。
昭和30年代の日本を見ているようだ。
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日本や欧米のような先進国が、経済的に伸び悩んでいますが、もし、途上国や未発展の国々が私たちのような経済発展をしたとしたら、地球は壊れてしまうでしょうね・・・。
それが心配です。
貧富の差は、原始の時代からありました。
人と比較することでのみ、人は不幸になったり幸せになったりします。
人というのはきっと、そう言う習性から抜け出すことの出来ない、悲しい生き物なのかも知れませんね・・・。
投稿者 高橋雄吾 : 2010/04/24 8:02