プリウス問題にみるトヨタの見込み違い
2010/02/08 12:48
一連の「プリウスブレーキ不具合問題」
トヨタは顧客視点を見誤った。
ユーザーからは「ブレーキに一時的に利きにくくなる」という苦情が相次いでいる。
「すべりやすい路面を低速で走行中ブレーキが一瞬利かなくなる」という苦情らしい。
■トヨタは、その苦情を
「お客さまの感覚と車両の挙動が少しずれていることによって、お客様が違和感を感じられる」
と説明した。

※引用:ディリー
要は、「性能に問題はありません。客がそのことを認識するかしないかの問題」として片付けようとした。
その対応が、問題を大きくしてしまった。
■性能を決めるのは、お客様。
メーカーではない。
顧客を向いていた時代から、巨大化しすぎた企業の結果だろうか。
■前原国交大臣からも、「顧客の視点がいささか欠如しているのではないか」と指摘されてしまった。
■アメリカでは厳しいバッシングが起こっている。
かつての自動車摩擦を思い起こさせるように強行なものだ。
■しかし、カナダの新聞(カナダ・フィナンシャツポスト)は、トヨタバッシングを冷静に評価している。
「なぜなら、トヨタバッシングはアメリカの経済的な国益、アメリカ自動車メーカー、自動車労組指導者のメリットにかうからだ」
と。
強くなりすぎた(米国自動車メーカーが弱くなりすぎた)ことによる、アメリカの国益重視風潮が爆発したようだ。
■豊田社長は就任時に「トヨタも大きくなりすぎて、お客様からずいぶん遠いところに来てしまった。」
と言っていた。

※引用:読売新聞
一連のリコール問題。
レスサスのアクセルペダルがフロアマットにひっかかる」
アクセルペダルの問題。
これらの問題は日本の部品メーカーが作った物でなく、アメリカメーカーが作った物だ。
だから、日本メーカーに作らせて欲しい。と思っているだろう。
■しかし、国際企業になった時点で、その国の部品メーカーを採用せざるを得ない。
内製化に固執していた時代から、世界に羽ばたくときには、現地企業も利用しなければならない。
■企業の目的と使命を定義するとき出発点は一つしかない。顧客である。顧客によって事業は定義される。(ドラッカー)
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朝青龍の引退騒動にみる日本人の変り身。
2010/02/05 12:45
4日、朝青龍が引退宣言した。
大方の予想は「しばらくの謹慎」、「示談したから勘弁してあげる」という相撲協会理事の発言から予想していた。

※出所:ロイター
■それに対して各メディアは総じて「理事会は甘い」「けじめをつけるべきだ」との声が多かった。
いざ、あっけなく朝青龍は引退宣言した。
すると「かわいそうだ」「もっとやれたのに」という同情論が出てきている。
あれほどキツイ追求していたメディアでさえ、引退宣言後のインタビューで「悔いはないですか?」「もっとやれたという気持ちはないですか?」などと聞いている。
■ある評論家?に至っては「犯罪をしたわけではないのだから1,2場所休業させて復帰さることがなぜ理事会にはできなかったのか」などと言っている。
りっぱな犯罪をしたと思うが・・・
■この流れをみていると日本人は本当にやさしのか?、変り身が早いのかと変な意味で感心してしまう。
幕内など下のクラスであればまだしも、相撲を背負って立つ横綱の品格はどうなのか?
■企業経営者が同じことをしたら、その企業は信用失墜。当然辞任に追い込まれるだろう。
■「倫理観は何事にも優先する」が必要だ。
人の上に立つ者は、いかなる業界、組織であろうと「倫理観」「倫理性」が大事だ。
それができないリーダー、幹部はリタイアが常識だろう。

※出所:毎日
■その観点からみれば、民主党幹事長も自身から判断することが望まれる。
私の予想は、たぶん小沢幹事長は辞任するだろう。
そして、「なぜ、辞任までするのか」「もっとやれたのに」という国民の声が聞こえてくるだろう。
■日本人はやさしい人種なのだ。
時間がたてば倫理観を失った人でも許してしまうだろう。
本日は「笑顔の日」。「2」「5」の語呂合わせで「ニコニコ」だそうだ。
笑顔で過ごせる日を作らなければならない。
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「ため池百選」の投票ご協力を!
2010/01/26 12:52
農林水産省が選定してきた農業用の「ため池百選」に、小川村の「大洞の池」が一次選考を通過しました。

※北アルプスをバックに大池
全国からの応募総数は600を上回る激戦。
その中から一次選考で287箇所の「ため池」が通過しました。
この中から一般投票へと移ります。
■長野県内から、飯山市の北竜湖、長野市の大座法師池、鏡池(戸隠)、白樺湖、蓼科の女神湖といった大きなため池ばかり。
「ため池100選」一般投票にご協力ください!
<農林水産省のため池百選ページ>
http://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/tameike/index.html
<ため池百選インターネット投票>
https://www.contact.maff.go.jp/maff/form/524d.html
■入力は、「大洞の池」で。
都道府県名⇒「長野県」
ため池名⇒「大洞の池」

※クラインガルテンが点在する2番目の池 ※ザリガニもいる3番目の池
■「大洞の池」は、天文台、プラネタリウム、宿泊施設「星と緑のロマン館」がある大洞高原になります。
標高1000mに位置し、大小3つの池からなります。
■投票は、インターネット及びハガキで行われており、一般投票の結果は最終選考に反映されます。
ご協力を何卒、よろしくお願いいたします。
※インターネット投票の場合、同一パソコンからの投票は3箇所までが有効となります。
また、はがきによる投票の場合は、はがき1通につき1箇所の投票となります。
なお、一つのため池への投票は一人1票のみ有効となっております。
■2月8日が期限。
よろしくお願いいたします。
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新年の抱負
2010/01/07 8:17
新年の抱負が7日になってしまった。言い訳はしない。
新年から色々な話題が報道されているが、個人的に目新しい話題は、鳩山首相がTwitterを始めたこと。
私もその影響で、Twitterを始めた。
「つぶやき」と言われており短い文章でつぶやく。
自分の「つぶやき」を、このページ左下にウィジェットというツールで掲載してみた。

■さて、100年に一度の不況は収まる気配がない。とにかくみな元気がない。
地方はもっとひどい状態だ。
そんな中でじっと静かに待っていてもしょうがない。
やりたいことはたくさんあるが、今年の抱負はマクロ的に3つ。
■まずは、社内改革。こちらは緒に就いたばかりだ。
新しいことを持ち込み、浸透させることは大変だ。
人は安定を求めるものだが、それでは何も変わらない。
少なくともわかっていることは変わらなければ会社は衰退することだ。
今までと同じでなく衰退することだ。
ただし、昨年末から良い傾向が見えてきた。この流れを大きな川にする。
■二つ目は、人脈の広がりと密度を高めること。
ありがたいことに昨年は多くの出会いがあった。
今年はその人脈をさらに広げ、密度の濃い人脈という財産を作る。
私のフィールドは、東京を中心とした経営というフィールドから、大学院での人脈を通した学術、そしてふるさと人脈をからの地方活性化へと広がった。
この人脈郡は縦割りでなく、すべて絡み合う。
相乗効果というやつだ。
今年はおもしろくなってきそうだ。
■そして三つ目は、自分自身への投資だ。
投資というからにはリターンを期待する。
やりたいこと、学びたいことは複数ある。
得てして「やりたかったけれどできなかった」という言い訳をよく聞く。
有言実行!
着実に今年始めようとしていることから開始する。
結果はいずれ公開することにしよう。
本年もよろしくお願いします。
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元気のない日本だからこそ
2009/12/25 8:25
一人負け状態の日本経済。
年末のボーナスは、20年前の水準になったとの報道もあった。
(当社は前年と同じ水準を支給したが・・・)
先日、タクシーの運転手さん最近の景気を聞いたところ、「12月になってからお客さんが減った」と言っていました。
元々、小泉政権での極端な規制緩和のためにタクシー台数が多く成りすぎたこともあるが、ボーナスの減少で財布の紐がきつくなった証拠だろう。
■タクシーだけではない。
先週土曜日に、ある忘年会に出席し、二次会のカラオケに行ったが空いている。
絶対、混雑している時間帯なのに、待たずに入れた。
■日本経済はモルヒネを打っている瀕死状態と表した評論家もいたが、まさにその通り。
たとえば、エコポイント。
需要の先取りで、この対策が切れたときの跳ね返りが心配だ。
円高、株安・・・何一つ元気の出る話がなし。

■しかし、悲観していてもしかたない。
動物の進化のごとく、おかれた環境に柔軟に対応していくしかない。
■逆に考えると、大企業を含めたほとんどの企業が元気のないこの時期こそチャンスだ!!
いまこそ、巻き返すことができる。
「女の子モモ」と「時間どろぼう」との戦い
2009/12/22 7:30
ミヒャエル・エンデの「モモ」を読んだ。
児童文学の部類とされているが、れっきとした大人向けの物語だ。
書店で購入するときには、児童文学の書棚から選んだのでちょっととまどったが・・・
■「時間どろぼう」って言葉だけが印象に残る。
まさに現在人が忘れていることを、女の子モモは、時間どろぼうに対して戦った。
サブタイトルは
「時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語」

■あらすじは、
大昔の円形劇場跡に住み着いた女の子モモには、不思議な力があった。
トラブルや悩みをかかえた人は、モモに話を聞いてもらうだけで、不思議に解決していく。
子供たちは、モモといるだけで楽しい遊びを考え出し、楽しい時間をすごすことができる。
そんな中、町には灰色の服を着た男たちが、人々から時間を盗んでいた。
人々は「時間がない、時間がない」と言い、モモを訪れる人はいなくなった。
モモにも時間を盗もうとした近づいた灰色の服を着た男。
しかし、逆に彼らが時間泥棒であるという重大な秘密を聞き出した。
そして、モモと時間泥棒たちの戦いが始まった。
それは、全ての人々の時間を取り戻すためモモの孤独な戦い・・・
■「灰色の服を着た男たち」は、自分の中にいるもう一人の自分。
「時間がない、時間がない」と言っている人の中には、「灰色の服を着た男」に征服されているのかもれません。
■時間を有効に使うのも、無駄に使うのも結局は自分自身。
余裕のない(と思っている人)現代社会への警鐘として読み取れる。
本日22日は、冬至。
長い夜を通して、時間の使い方を考え直してみることも一考です。
心にゆとりを持って。
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ワンピースと重なる経営理論
2009/12/21 8:28
唯一楽しみにているアニメがワンピースです。
単行本の最新号では、兄のエースを救出するために海底監獄インペルダウンに単身突入して暴れまくりました。
そして、無謀と思われたことを実現しています。(それ以上の内容は控えておきます)

※出典:ワンピース公式サイト
■毎回、ゾクゾクしてしまうのは何故だろう。
麦わらのルフィが特別に強い訳ではない。
緻密な戦略があるわけでもない。
■彼のかかげている夢は、かつての海賊王ゴールドロジャーが残した、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を手に入れること。
そして、その夢に向かって、勝ち目のない戦いでも先頭になって敵に向かっていく。
■部下のゾロには、戦略もなく「ばかじゃねえか・・・」と毎回言われる。
しかし、言われているすきに、すでに行動に移している。
そんな戦いでピンチが待ち受けているが、いつのまにか仲間ができ、その仲間達に助けてもらう。
そして、「お前も仲間だ」と誘い、いつのまにか同じ舟にのっている。
■経営的に評価すると、戦略などなくビジョンだけの麦わらのルフィは典型的な経営感覚の持ち主だ。
経営者は、ビジョンで生きている人種。
■経営者ルフィの重視していることは、魅力あるビジョンをかかげて、同じビジョンをいっしょに実現しようとベクトル合わせすること。
そして、まず自分が行動する。
あとは、仲間たちが協力してくれ、一致団結して無理な作戦も成功してしまう。
すばらしい、理想的な企業集団だ。
縄文時代に戻れ
2009/11/08 22:20
民主党政権となり、1990年比25%downのc02削減目標が国連で提言された。
いまや低炭素社会に戻ろうとしている。
■そんな最中、先日、縄文時代の体験をしてきた。
ボーイスカウトのスキルアップ研修の一貫だが、貴重な体験と緊急時のサバイバル訓練となった。
縄文料理、火打ち石などをつかった着火体験、竹を使った小道具製作などだ。
かつての縄文人の遺跡がある場所で行われたため、3000年以上前に想いをふけった。
縄文人がどのような生活をしていたなんて想像もつきません。
平均余命30歳といわれていた時代だ。
■火をつけるという行為は大変な重労働
縄文時代にはすでに火を使っていた。
当時から現在に至るまで、火は人間のみが使えるものだ。
しかし、自然界で火をおこすには苦労する。
火おこし道具には、火打ち石、きりもみなどがある。

■現代人は、マッチで火をつけるという基本的なことすらできない。
ボーイスカウト活動では、マッチ3本までで火をつけるという訓練をしている。
スイッチを入れれば、お湯がわく、風呂が沸く、鍋を料理台に乗せれば加熱される。
チンすれば何でもできてしまう。
そんな生活になれてしまえば、マッチどころか、自然界で火をおこすことなどすら思いつかないだろう。
■縄文料理には塩気もない
縄文料理を作ったが塩気もなにもなく、食材のコクのみとなった。
それを「まずい」というか「うまい」というかは個人の食生活、食物に対する感覚から千差万別だろう。
正確な縄文料理を再現することは不可能だが、貴重な塩が手軽に入手できるわけがなく、当時は味よりも体力を維持するための食い物でしかなかったことが推察される。
■恵まれすぎた日本人
2日間の体験だったが、このような体験は、現代の恵まれた環境にある多くの人に実感してもらいたい。
いや体験してもらわなければならない。
その体験から、いかに現在が恵まれた環境にするかがわかるはずだ。
そんな貧困生活を体験できる活動としてのボーイスカウトがあるのだが・・・
貧困体験だけがボーイスカウト活動でないことは付け加えておく。
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ボイストレーニング
2009/11/03 18:52
2日から衆議院予算委員会が始まった。
国会答弁を聞いていると聞きやすい声、聞きにくい声がよくわかる。
鳩山首相の声は誠実には聞こえるがリズムがよくない。(ように聞こえる)
個人的には、長妻厚労大臣のしゃべり方、声が心地よい。

それに引き替え、野党となった自民党重鎮の質問する声が何かいやらしく、いじわるく聞こえたのは私だけだろうか。
■日頃から声の使い方については前々から気になっている。
自分の声がどのように聞こえているかも気になる。
■立場上、人前でしゃべる機会が多い。
社員への講話、お客様へのプレゼン、子ども達の前など、その時々で使い分けて声をだす必要がある。
その時々に使い分ける声の効果は、お恥ずかしいながら最近自覚した。
■自覚したのは、ある異業種交流会でボイストレーナーと知り合ったことがきっかけだ。
そして、その方のボイストレーニングなるレッスンも受けた。
発声には、腹式呼吸が重要だということも教えていただいた。
少林寺拳法を修行していたときから腹式呼吸は学んできた。
腹式呼吸が声にも重要なことは、うすうすわかっていたが、人体の構造から説明してもらったことで納得できた。
■声の出し方にコツを得たことはもちろんだが、人生の多くで、もちろん仕事にも声が影響することが多いことも学んだ。
そして、復習のつもりで、ボイストレーイングの師匠、秋竹朋子氏の本も購入した。
相手の心を一瞬でつかむ「声」のつくり方 モテ声で人生を変えよう!
手元に置いておくバイブルとしての一冊だ。
いま「利他の心」が必要なとき
2009/10/30 5:41
鳩山政権は「友愛」の精神を旗印にし、政策の方向性を導いている。
「弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない。そのことが私の友愛政治の原点」と26日の所信表明で述べている。

※出所:産経新聞
■この「友愛の精神」と「利他の心」の意味合いも似ている。
今、この精神、「友愛」「利他の心」が求められている。
いまこそ、この精神が必要なのだ。
■当社も、「利他の心」を前提とした戦略を立てようとしている。
■世界的に見れば、一国主義をとったブッシュ政権のアメリカは、イラク戦争で泥沼状態となっている。
アメリカ国民は、一国主義に嫌気がさし、オバマ政権を選択した。
そして、オバマ大統領は「核廃絶の世界」を唱えて一国主義を止め、世界平和のための方向性を打ち出した。
■かたや、日本は、小泉政権が行った三位一体改革のために、かたよった貧富の差がうまれてしまった。
郵政民営化が全てのような言い方で進めた結果、地方は衰退してした。
「勝ち組、負け組」などというような言葉まで生まれてしまった。
そこには、勝った方が偉い、負けたヤツなど気にしない。という風潮を作ってしまった。
その結果は、3万人を下回ることのない自殺者数からも推察される。
■企業でも同じ事が言える。
自分さえよければ、自分たちさえよければ、という風潮だ。
そこには助け合うという精神が薄らいでしまった。
苦しくても互いに励まし合う、補い合う、という日本古来の良い風潮が吹き飛んでいる。
■いまこそ、利他の心で他人と接することが必要だ。
利他の心を持ってくれれば、抱えている問題もすべて解決するんだが・・・
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